写真

モネの池の撮り方と周辺情報。「うだつの上がる街」で有名な美濃市の街を通っていくので帰りに寄り道ができます。北に行けば郡上八幡市、南に下がればうだつの上がる街。欲張りたいときは一泊です。

モネの池は山深い場所にあるので四季の移り変わりとともに池の景色も変わっていきます。そしてその日の天候や時間帯によっても変わります。

何も考えずにモネの池まで行っても大雨の後でない限り美しい池の写真が写せることは間違いないと思いますが、事前にモネの池の情報を知ってから行けば、より素敵な写真が撮れるので三倍は楽しめますよ。

そのための情報を周辺にある撮影スポットや観光情報と一緒にまとめました。

少し長めの記事なので読むのに10分ほど必要です。

モネの池の撮影計画カレンダー

モネの池睡蓮の紅葉
睡蓮の紅葉

モネの池の撮影要素はハスの花の状況、睡蓮の葉の状態、もみじの状態(池への写り込む赤)、それに加えて池の水の透明度があります。

それをカレンダーにすると次のようになります。

池の端に案内が掲示されていたので表にしておきました。

大雨が降った日から2日間位は池の透明度が低くなるそうです。

このカレンダーがあれば写真撮影計画を練る上でとても役立ます。

また、モネの池の畔にあるフラワーパーク板取さんの毎日の情報はとても役に立ちます。

ショートカットを貼っておきます。

http://www.itadori-flower.com/home/Monet

行ったときには立ち寄ってみて下さい。

撮影に役立つ情報をいろいろ教えてもらえますよ。

睡蓮の花は5月下旬頃から10月下旬までが開花時期

モネの池睡蓮の開花
睡蓮の開花

睡蓮の花は5月下旬~10月下旬までが開花時期ですが、開花するの時間は午前11時半位なので頑張って朝早く来てしまうと開花のタイミングまで待たないといけなくなってしまいます。

お昼頃の到着を狙ってモネの池に来るように計画するのが撮影にはベターですが、ここでの写真撮影以外にも計画がある人にとっては、お昼のど真ん中にモネの池に来てしまうと、その日の行動が限定されてしまいます。

遠方から来る人なら、モネの池の撮影を終えたら周辺の美濃のうだつの上がる街をカメラを片手に散策して宿泊という流れが無理なく自然です。

または、車で40分ほどの郡上八幡に移動して城下町を観光して宿泊という選択が考えられます。
翌日の予定と折り合いをつけながら予定を組む必要があります。

特別に睡蓮の花の開花時期を狙わなくても、モネの池は綺麗に撮れるので特別無理に意識しないで、朝早く到着して撮影すれば一日の時間的な自由度が高くなります。

遠方からわざわざ来る人は岐阜城観光と撮影も逃したくはないと思いますから。

そちらの方をお勧めします。

また今度睡蓮の花の開花に狙いを絞ってモネの池に来ることにしては如何でしょうか。

モネの池と紅葉

モネの池と紅葉
モネの池と紅葉

モネの池辺りのもみじの紅葉は11月上旬から12月上旬で、寒い場所にあるので少し早めです。

紅葉とモネの池の撮影は、水面に映る紅葉と鯉が泳ぐ姿の写真になるのですが、モネの池の感じが出ないときには、かえって紅葉が写真の邪魔になる場合もあります。

紅葉と池を泳ぐ鯉と睡蓮の3つの要素をバランスさせる必要がありますが、水面の反射を抑えながら紅葉を構図の中に入れてさらに手前に鯉が大きく写るように工夫できると写真の構図が成立します。

鯉が遠くにいると、それぞれの要素の順番が曖昧になって記録写真になってしまい、うまく伝わらない写真になってしまいます。

モネの池と紅葉を写すのは難しく感じます。

チャレンジしがいのある撮影です。

モネの池の撮影に役立つ情報と周辺のグルメや観光

これを知っていればさらに写真の構図作りにも役立ちます。

モネの池の鯉
モネの池の鯉

①池の水  湧き水のみ *大雨後は2日間ほど水が白濁します。(湧き水のみで水が入れ替わるため)

②水深   約80㎝ 見た感じより深い 浅く見えるのは光の屈折の影響

③湧き水の出所   池の橋の周辺や前あたり

④湧き水の水温   夏も冬も14度位

⑤水温14度がモネの池を特徴づけている  

夏 ・睡蓮の開花が朝ではなく11時頃、閉じるのが夕方となる。開花期が5月下旬~10月下旬(最盛期6月中旬から7月中旬)           

冬・睡蓮の葉が枯れずに赤く紅葉します。鯉が湧き水の出所に集まります。

⑥池底    モネの池のある場所は白っぽい岩(石英質)が多く池底で湧水により有機物が流失後に砂が残り白っぽくなりました。

⑦植物    橋の全部の湧水部は土中を水が動くので植物が根を張りにくく、あまり繁殖しません。池の両端は湧かないのでよく繁殖し、花も多く咲きます。

⑧年間観光客数 17万5千人(2019年)

⑨トピック   観光客数が増えて池の周りの小路が沈下を起こしているので遊歩道改修工事が行われました。
https://www.gifu-np.co.jp/news/20200924/20200924-276321.html

情報は池の案内板とnetから

拠点は道の駅「美濃にわか茶屋」とフェアフィールド バイ マリオット 岐阜美濃が便利

道の駅にわか茶屋にできたフェアフィールド バイ マリオット 岐阜美濃
道の駅にわか茶屋にできたフェアフィールド バイ マリオット 岐阜美濃

道の駅にわか茶屋にできたフェアフィールド バイ マリオット 岐阜美濃 はこの辺りの撮影や観光の拠点てとして絶好の拠点として機能します。

道の駅にわか茶屋は絶好の場所にある道の駅で農産物の品揃えだけでなく、休憩ポイントとしてこの辺りに来るたびによく利用しています。

その道の駅に小さなホテルができたことは遠方から車やバイクでここにやって来る人にとっての拠点として多いに役立つと思います。

交通の要衝にある道の駅なので、これまでは車中泊の車も多かったのですがここに都会感のある快適なホテルができたことで車で旅をする人にとってはゆっくり体を休められるようになるので助かります。

例えば、ホテルに前泊して朝からモネの池、郡上八幡、飛騨高山、世界遺産白川郷合掌造り集落が日帰りで回れるようになります。

郡上八幡
郡上八幡

郡上八幡、飛騨高山までは高速道路を使うとすぐに着きますが、景色を楽しみながら国道を走ると味わい深い旅ができます。

そのまま飛騨高山や下呂温泉で泊まると2泊3日の贅沢な撮影旅行になります。

うだつの上がる街美濃
うだつが上がっている美濃の街並

また、車で5分のところには「うだつの上がる街」で有名な美濃の街があるので歴史のある街並みをゆっくり観光することができます。

フェアフィールド バイ マリオット 岐阜美濃https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/ngofn-fairfield-gifu-mino/

ホテルは素泊まりが基本なので食事は済ませてからチェックインするか、道の駅か隣のファミリーマートが利用できます。

道の駅にはコーヒーモーニングセットもあります。

ここからモネの池までは車で30分ほどです。

モネの池の駐車場

モネの池第一駐車場の看板
第一駐車場の看板

無料駐車場があります。

第一駐車場がトイレもあるので便利ですが、道沿いにも無料駐車場があるのでよほど混雑しない限りは車を駐められないことはないはずです。

モネの池の滞在時間は皆さん写真を撮るだけなのでそれほど長くありません。

駐車場の車の回転は早いと思います。

モネの池の周辺観光と撮影スポット

車で来た人は郡上八幡が写真撮影に絶好のスポットが多くあるのでお勧めです。

国道を走って40分ほどで郡上八幡の町に到着します。

GJ8マン
GJ8マン

ここにはGJ8マン(ジージェイエイトマン)という誰も知らない秘密の?ご当地キャラがいます。

作者はさくらももこさんです。

そして郡上八幡は食品サンプルで有名です。

ショップがあり食品サンプルのお土産も販売されています。

お城の天守閣からの眺望と城下町の散策は四季を通して楽しめます。

また郡上八幡から飛騨高山に行ける「せせらぎ街道」は紅葉人気スポットとして有名です。

道の駅も充実しているので安心です。

時間に余裕がある人は行ってみるのもアリです。

1時間半で飛騨高山に到着します。

北に向かわないで、モネの池に来た道を南に戻ると道の駅にわか茶屋があります。

先でもご紹介しましたが、そこから5分ほどで、うだつが上がる街として有名な美濃の街に入ります。

観光名所になっているので、駐車場は街の外周の道路沿いにあります。良心的な料金です。

カフェ、お土産、和紙の工芸品があります。

また、紅葉の季節には車で15分ほどで行ける大矢田神社が有名です。

そして美濃の街から少し足を伸ばして30分ほど車で走ると岐阜城に到着します。

岐阜城の麓の岐阜大仏と柳ヶ瀬にある金(こがね)神社に参拝して金運を祈願します。

周辺情報が駆け足になってしまいましたが、折を見て写真撮影のページを作成してアップする予定です。

まとめ

モネの池だけの写真撮影なら1時間ほどで済んでしまいます。

モネの池をスタートするとして残った時間でどこに行くかはその時々で異なるかもしれませんが、①モネの池、②美濃のうだつが上がる街、③岐阜城が岐阜の写真撮影南部編になります。

岐阜中部北部編は①モネの池、②郡上八幡、③飛騨高山と下呂温泉になります。その逆もありです。

世界遺産の白川郷合掌造りの集落や木曽路の宿場町を加えると何度か行く必要があります。

一度に二つの街や離れた撮影スポットに行こうとすると車が必要です。

冬は雪深いのですが、それだけに雪の景色を求めて写真を撮りに行きたくなる魅力的なエリアです。

いずれ、それぞれの街の記事を作成して写真と一緒にリンクを張っておきたいと考えています。

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