単身赴任生活をしているこの部屋には自分一人しかいないのだから、何でも自分がしないと解決されることはひとつもありません。
だから気がついたらすぐに体を動かして済ませてしまう習慣を身につけることが大切です。
しかしそれは経験から申し上げると、7割もできたら大成功です。
6割でもよいです。
それができたら素晴らしいです。
人生が変わりますから。
この記事を読むと単身赴任を積極的に乗り切るヒントをつかめます。
赴任地で健康的な生活をするために必要な物を揃えて満足度の高い生活環境を創ります。
単身赴任なのだから住む部屋にはお金をかけたくないんです。
仮住まいなのだから寝るだけでよいではありませんか。
人のやることにつべこべと口を挟むなよ。
という声が聞こえてきそうですが、単身で住んでいるこの部屋を永遠の仮住まいにしてはいけません。
本物の生活の場にすることであなたの生活の質が向上します。
そうすると、やがて仕事の質も間違いなく向上します。
「本物の生活の場」といったのには理由があります。
単身赴任期間が1年になるのか3年になるのか5年になるのは状況によって様々ですが、私は10年間でしたが、知人は定年までの20年間を単身赴任していました。家がある地元を引き払って引越してくればいいじゃないかと思ったのですが、それができない理由をお持ちでした。
関西から関東に単身で赴任されていた方でした、赴任先の会社の借り上げ社宅は、それほど広くはありませんが、まるで関東の別邸のように生活用品が揃っているので、大きくなった子供たちは東西を自由に行き来していました。
こうなると、二つ自宅を持っているのと同じですから、とても羨ましく思っいました。家賃は会社が出してくれているのだし・・・・・。
部屋が自分の家のように快適になると家族が入れ代わり立ち代わりやってくるようになります。
快適というのは居心地がいいということです。
その部屋に滞在していても食事や洗濯が、それにお風呂に入るといったことも自由にできるので、家族にとってはホテルよりも安心して長期滞在に耐えられる居心地のいい場所になっていたのです。
家族は服とかもこっそりと置いてあるし、ましてや滞在にお金がかからないのですから家族の出城になってしまうのも当然でしょう。
単身赴任の自分にすれば前線基地でも、家族の目には自分の家の出城なんですよね。ということは、今の部屋のサイズは小さくても、地元にある家と同じような感覚で日常生活ができるように生活必需品を揃えて生活するのが、今住んでいる部屋を快適な場所にするための方法なのだということがわかります。
その状態を作るのは気合だけではちょっと無理です。
それは家事全般を一人でこなしていくということです。
家事をするのは運動したり考えたりする時間をもたらしてくれます。損することは何もない!
そんなことにお金をかけたくないと思っている人は結果的に損をします。
ビジネスを戦場に置き換えて考えてみると、前線で戦っているあなたが帰ってくるところが前線基地です。
そこには、厳しい戦いで疲れた心と体の回復のための休息と栄養の補給、武器の手入れ、弾薬の補充、戦場以外の情報の収集、家族への手紙、社会的な手続き、清潔な着替えと服装を整えるための心休まる安全なとしての機能などがあります。
それを単身赴任者に当てはめて考えてみると、帰ってくる部屋に必要な機能が理解できるでしょう。
小さいけれど、もう一つ本物の自宅を作ることと同じことになりますが、多少の手間とお金と、そしてあなたの「本気」があれば作れます。
野宿の連続では、消耗とストレスを克服できず体が消耗するばかりで、やがて斃れてしまうに違いありません。
家族も、会社も同僚も誰だってそんなことは望んでいませんね。
家事全般を始めるために私が揃えた単身生活必需品。
基地化必需品かもです。中身は普段目にするものばかりですが、それは全部あなたが使うものです。
衣食住で箇条書きしました。
日曜日の夜までには乱雑な状態を整理して整理された理想的な状態に部屋をリセットします。きちんと活動すると運動量が多いのでジム要らずです。
時間的には休日一日中はかかりません。七時には起床、朝ご飯を食べて身支度を整えたら、“間髪入れずに” 洗濯機を回しながらお風呂掃除をします。その流れでトイレ掃除です。他のことをしてはいけません。
やらなければいけないことを目の前にしながら他のことを始めてはなりません!。
教訓です。
衣のこと
・ワイシャツのアイロンがけ【リネット】宅配クリーニングは便利です・洗濯 ワイシャツ、下着、靴下、ハンカチ、タオル類などの洗濯 ポロシャツやコットンパンツなど・背広の皺のケアはスチームアイロンで。・靴磨き
食のこと
・食材の調達 スーパー ネットスーパー(主に重いもの、嵩張るもの)・朝と夜の食事を調理するための材料を一週間分買ってストックする。重いものなどはネットスーパーで購入。・炊飯器でご飯を炊く。お茶碗に一杯分程度をラップに巻いて1週間分を冷凍保存する。・栄養バランスを考えて1週間分の献立を考える。・調理に使う食器や鍋を洗って所定の場所に置く。・シンクの三角コーナーのぬめりをとる、まな板をあらう、布巾(洗ったら日に当てて干す)、ボール、箸やフォークやナイフやスプーン(カトラリー)などを洗う(毎日のことです)。・ガスコンロとレンジフードの清掃(清掃にはアルコール系は使わない)・キッチン用アルコール除菌スプレーで消毒。・コメや水のストック、キッチンペーパーのストックの確認補充・インスタント味噌汁、サトウのごはん、味噌、醤油、ソース、マヨネーズ、ケチャップ、ウェイパー(味覇)、コンソメ固形、だしの素など調味料類の残量の確認(日々確認できていると思います)
住のこと
・タオル類を洗濯して1週間分ストックしてある・調理道具が揃っている ・掃除機をかける・トイレットペーパーやティシュ、キッチンタオルのストックがある・非常用食料や水を1週間分揃えてカセットガスコンロとボンベも用意してある・常備薬を揃えてある 風邪薬 胃腸薬など
まとめ
前線基地とは自分が今住んでいる部屋のこと。
自分の部屋を前線基地と同じような機能を持たせる。
前線での戦いで疲れた心と体の回復のための休息と栄養の補給、武器(スケジュール帳、PC、スマホ充電)の手入れ、弾薬(指示、提出、会議資料など)の補充、戦場以外の情報の収集、家族への手紙、社会的な手続き、清潔な着衣への着替えと心休まる安全な場所としての機能などのことです。
生活していくために必要な一週間分の家事を、休日1日を贅沢にたっぷり使ってこなしていくとだんだんと心が落ち着いてくるのがわかります。
洗い物をや掃除をしている時、アイロンを当てているときなどは特に頭の中に沸き上がってくるいろいろなことが頭を痛めずに整理できていたりします。
週明け会社に出社したときには、方向性や意思決定ができているので何も考えなくても仕事にすっと入っていけるようになりました。
自分の生活のための備えも完璧だし部屋がすっきりとして落ち着いた状態になります。