段ボールの必要枚数や、梱包に使うクッション材料やガムテープの数、段ボールに納まらない大きさの物やPCやカメラなどの精密機器の梱包方法に悩んでしまいます。
けれど、実際に詰め込み始めるとなんとかなるものです。
引越しの荷造りが進まない時には、要素ごとに分けて考えます。
①段ボールなどの資材のこと、②荷造りの段取や順番のこと、③引越し当日のこと、に分けて考えるとすっきりしますよ。
段ボールなどの資材のこと
引越し業者の人が必要枚数を見積もって持ってきてくれます。
無料サービスしてもらえる場合や、有料の場合がありますから業者を決定するときに忘れずに確認しておきます。
無料サービスの段ボールが不足したときに追加をお願いしたら、引越し後の回収段ボールを提供してくれた業者がありました。
私はそれで十分でした。
一度しか使っていないので汚れたり傷んだりしていなかったからです。
大型テレビやPCの大型モニター専用の引越し用ケースを持っている引越し業者さんもあるので、家電や家具以外で段ボールに入らない大きさのものがある場合は相談してみると解決します。
荷造り方法が決まっていると、梱包するための余計な悩みがなくなります。
風呂場のプラスチックの腰掛などは裏面や脚に垢がこびりついていることがあるので、事前に清掃しておくと良いでしょう。
いつから荷造りを始めるのがよいですか? 段ボールが届いたらすぐに始めます。
荷造りを始める前にやっておくことは、梱包用の副資材を揃えておくことです。
①軍手
②ガムテープ(段ボールと一緒にもらえますが何本かを複数の場所で使うので数個あった方が便利)
③プチプチ(10m×30cm 800円程度)
④宅配用ビニール袋(100枚1000円程度)
⑤マジックインキ(段ボールに書きます)
⑥ストレッチフィルム(150m×10cm 1000円程度)発泡ポリエチレンシート(30cm×30cm、100枚 1500円程度)
ダイソーなどの100均で軍手やガムテープが調達できます。(100均のガムテープは幅が細いのと粘着力が弱いように感じます)。
マジックは引越し先の部屋ごとに運び込む段ボールに印をつけます。
宅配用ビニール袋は引き出しの中の小さなものを袋に流し込んで流し込んで段ボールに入れたら完了です。
ごちゃごちゃして頭を悩ませていたものが一気に片付きます。
プチプチや、発泡ポリエチレンシートは、食器や花瓶などの壊れやすいものに使います。
組み立て家具は分解が面倒なのですが、引越し屋さんに相談すると分解しなくても、そのままで運んでくれることが多いです。
引越し当日
早起きが鉄則朝食は出来るならコンビニ弁当など炊事が伴わないモノ。
冷蔵庫内の物は保冷剤と一緒にクーラーボックスに移すか、あらかじめ庫内を空にしておきます。
洗面道具は使用したらガサッと一気に袋に入れて段ボールに入れる。
寝具を圧縮袋に入れて圧縮します。掃除機は最後まで出しておきます。
雑巾と靴下、カバンには仕事道具と通帳と印鑑、転入届などを入れます。
折り畳みの傘 出張用の洗面道具やノートPCは仕事用のカバンに入れます。
細かい部分は書いていませんが、退去に当たって室内の状況確認に不動産屋さんがお見えになりますね。
料金精算などがある場合もあります。
漏れがあるかもしれませんが、こんな感じで進めると良いと思います。
最後に郵便受けに郵便物が届いてないかの確認をします。
郵便の転送は日本郵便のサイトからスマホで手続きするのが便利です。
1年間転送してもらえます。引っ越す前からでも引っ越してからでも手続きできます。
こんなことを書いているだけ気持ちが引越しモードになってしまいました(・.・;)。
お役立ち梱包副資材の貢献度一番はストレッチフィルムです。料理を包むラップと同じ素材で原理も同じです。
主に束ねたり縛ったりするために使います。PCの大型液晶ディスプレーは上からに段ボール箱を分解して、半分に折った段ボールを被せてストレッチフィルムでぐるっと巻いて固定すれば完成です。
長いものを束ねるのも数秒で終わります。
廃棄物も束ねます。
本なども束ねられます。
ガムテープと違って接着のためのノリが付いていませんので安心です。
無印良品のポリプロピレンのクローゼットケースの引き出しが、外に外れて出ないようにぐるぐる巻いて固定します。
ガムテープははがすときれいに剥がせずに本体に残ってしまうのであとできれいにはがすのに手間がかかります。
フィルム同士にしかくっつかないのでガムテープみたいに、剥がし残しが発生しないので汚れません。
まとめ
1.段ボールが届き次第すぐに荷造り着手します。マイに少しずつやり始めると何とかなります。
2.ストレッチフィルムで何でもまとめてしまいます。何でもガムテープで止める!。
ストレッチフィルムを巻き付けて固定することで荷づくり時間が短縮されます。
3.宅配用ビニール袋(普通のビニール袋でも可)に細々としたものをザザーっと入れてしまえば一気に進みます。
4.引越し当日の段取りは段取りをよく考えるようにする。荷出しは普通だと午前中が安心。2時間くらいで終わってしまいます。近くへの引越しだと午後に荷物を入れたら完了です。
是非ストレッチフィルムを引越し梱包作業アイテムに加えてみてください。