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新幹線の中でノートPCでちゃんと作業できるようになったのはN700A型になってからだと思います。

東海道道新幹線が大雨のため、豊橋で止まっていると、スマホに速報が入りました。よく乗るので新幹線のことを思い出して書いてしまいました。

息抜きしたい方はちょっとお付き合い下さい。

3分ほどの息抜きになります。

東海新幹線がN700A型になったのは、ずいぶん前のことですが現在は最新世代のN700S型も走っています。

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東京駅

東海道新幹線のN700系のA型がデビューした当初、TVニュースの乗客インタビューなどでは「どこが変わったのかわからない」。と答えていた人が多くいました。

JR東海の説明では「外観よりも乗り心地が大きく改善されました」と説明していた記憶があります。

アヒル顔には変わりがないので、なかなか見かけではわかりにくいのですが、車両に700Aと書いてあるので見分けられます。

これは、私の感想ですが、新開発の効果はグリーン車よりも普通車で乗り心地と静かさを顕著に感じました。

グリーン車は床がカーペットなので元々静かなのです。

もう、ずいぶん前のことのように思ったので、改めて調べてみたら2013年にJR東海に納入されていますから、そんなに昔の話ではないようです。

それまでは実際のところ、N700型新幹線の社内では、ノートPCで作業ができる環境ではありませんでした。

新幹線
普通車はC席に乗ります。グリーン車は午前はD席、午後遅めはA席です。

車内でPCを開いて作業する人を見ると、「無理しているなあ、なんちゃってエグゼクティブなの?」と思って見ていました。

その頃は、ヤングエグゼクティブといって、ヤングという言葉をエグゼクティブの上につけて、意識高い系の若い人たちの心をくすぐって値段の張る高い服や、靴、鞄や腕時計やPCをだまし?買わせていた時代でした。(そんな時代の末期)

“できるビジネスマン”としてイメージや格好から入る人は、服装もそうなのですが、新幹線の中でノートPCを開いて仕事をするという姿こそ“エグゼクティブ”だと信じて、あこがれたのではないでしょうか。

私も仕事で初めて新幹線に乗ったときには「俺も大人になったなあ!」と、そう思いました。

しかし本物のエグゼクティブは車内では労働しません。会社の偉いさんからそう習いました。

毎週月曜日の朝7時頃に東京行き新幹線のホームで時々お見かけしていた世界的企業のTOPの方は、いつも手ぶらでお一人で乗車されていました。

「薄いカバンすらお持ちでない本物の超エグゼクティブの方」は、若い頃に教えられていた通りのお姿でした。

そんな時代の少し前から

なんとか新幹線でPCを開いて仕事をしようと頑張っていた“労働者”の私は、いざ実際にやってみると、画面が揺れて気持ち悪くなるし、振動でラップトップ画面がじわじわと閉じてくることなどに嫌気がさして、結局はやらなくなってしまいました。

膝の上にのせると多少は揺れが少なくなるのですが、あきらめました。

前の席の人が椅子を倒すとPC画面がチャンと開けませんからやはり作業ができません。

(特にグリーン車に乗るとそんな風な常識のない乗客がよくいるのです)

揺れる新幹線のなかでは、PCでDVDの映画を見るのが精一杯でした。

それがN700Aになってからは明らかに乗り心地が向上しました。

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それがN700Aになってからは明らかに乗り心地が向上したうえに、ノートPCを開いてちゃんとタイピングもできるし、小さな画面の文字も読める車内環境がもたらされました。

これはすごい進歩だと身をもって感じました。

そして、これまではうたた寝していても、ある決まった場所にさしかかると横Gがかかって目が覚めて怖さを感じていたのですが、今ではその場所も知らぬ間に通過するようになっています。

ただ。最近では起業のセキュリティーレベルが厳しくなったこともあり、車内でPCを開いて仕事する人が少なくなったように感じます。

今も変わらないものは

真夏でも上着が必要なこと。冷房が効きすぎることです。

東京から名古屋まではストレスなく乗れるのですが、名古屋から大阪までの残りの約1時間弱がとても長く感じることですが、ほとんどが東京、新横浜、品川↔名古屋間の乗車になってからは乗車時間が気にならなくなりました。

そして、車内販売のアイスクリームがすごく固くて、すぐに食べられないので、溶けるまで「待て!」の状態が長く続くことです。

変わったことは

10年以上前からスマホなどで予約してから新幹線に乗るのですが、新幹線に乗るために品川駅や東京駅に着くタイミングが発車時刻の少し前でも大丈夫でした。

しかし、最近は山手線も地下鉄もしょっちゅう遅れたり止まったりするので、30分早めに新幹線乗車駅(東京・品川・新横浜)に到着するようにしています。

楽しみにしているお弁当は

特にシウマイ弁当、か深川めし(アサリ)です。

買ってから乗車します。

少し残念に思っているのは東京駅構内エキュート東京にあった深川飯(アサリ中心の弁当)がなくなったことです。

それまではそちらで買っていました。量が多くておなかいっぱいになりました。あとは寝るだけ。

社内でお酒は飲みません。

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新幹線のお話でした。

日本車両 N700A

テレワークの始め方の記事 https://okazin.jp/telework/

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