この記事はテレワークを始めるときに何が必要なのかについて書いています。
PCを持っていても、それだけではテレ-ワークはできないし、仕事には相手があるので、お互いにやりとりするための通信環境が必要です。
Lineでのやりとりをメインに仕事をしている方はいないと思いますが、現実にはLine上に仕事に関係する非公式グループができています。
このことを良いとか悪いとかというよりも、Lineが現実にはかなり機能していることは身の回りを見るとわかります。
会社のメールがメインですが、スマホの便利さがLineをインフラ化させている部分があります。
この記事では、仕事上に関係している私的なSNSネットワークのことではなく、社内のネットワーク環境の中に入り、自宅や外出先からでも会社の中にいるときと同じように仕事をするためのインフラについての説明をしています。
5分ほどで読める記事です。
テレワークに必要なものと設備
①常時接続できるインターネット回線とWiFi環境。
自宅にこの環境があればすぐにできます。
自宅からのインターネット接続は光回線1択です。
NURO回線網やソフトバンク、au光、NTT光とかといった回線になりますが、これらの1択の理由は速度と安定性です。
他の回線設備に寄り道してしまって無駄な時間とお金を使う必要がなくてすみます。
既に契約していたらそのままでよいのですが、そうでない場合には回線の契約を行ってください。
料金はスマホのキャリアと同じにしておくと料金が安くなったりするメリットがあるのでおすすめします。
契約するときにはwifiも同時に契約しておくと後でwifiルーターを購入して自前でwifi環境を構築する費用と手間が省けます。
ネットから申し込めて要望を聞いてもらえる代理店経由で申し込む方が、直接ソフトバンクやNTTなどに申し込むよりも代理店販促などがあるのでおすすめだと思います。
メールと電話でやりとりするだけで契約そのものは終わります。
あとは設備のために業者の方が訪問してやってくれます。
それから大量のデーターのアップロードやダウンロードなどでwifiの接続速度が遅く感じるときには、LANケーブルでの接続に切り替えることでスムーズに進みます。
いざとういうときのために、LANケーブル(カテゴリー6か7)を持っておくと良いでしょう。
②ウィンドウズPC
CPUが新しい機種がよいです。
OSはWindowa10 メモリは4GBから8GBで十分です。
一般的にビジネスの世界ではマッキントシュ(Mac)は使いません。
ただしTI系やデザイン系の会社などで働いている方はマッキントシュ(Mac)が普通かもしれませんので会社の指示に従えば良いでしょう。
ノートPCが良いのかデスクトップ機が良いのか迷いますが、早くリモートワークに対応する必要がある方はノートPCがよいと思います。
カメラもマイクも、そしてスピーカーもイヤホンジャックも本体の中に全部備わっているからです。
但し、どれを買ってもそれらが備わっているわけではないので、必ず備わっている機種を買ってくださいね。
メーカーはPCのメーカの系列に務めている方は指定のものを使うはずですが、そうでない方は、lenovoをおすすめします。
lenovoは昔はIBMだったので、その血統を引き継いでいます。
Panasonicもなかなか人気があります。
サイズはA4ノートが標準です。
③ソフトウェアー
Microsoft Office(マイクロソフトオフィス)は絶対に必要です。
これをインストールしていなかったらアウトです。
エクセルやワード、パーポイント、アクセスなどがセットで入っているものです。
仕事の内容にもよりますが、マイクロソフトオフィスのプロフェッショナルがインストールしてあれば問題はありません。
エクセルやワードと互換性がある無料のソフトウェアーがありますがインストールしてはいけません。
ビジネスで使うソフトウェアーは世界中マイクロソフトオフィスです。もちろんそれ相応の値段がしますがそれだけの価値と信用があります。
そしてPCにはノートンなどのセキュリティーソフトをインストールすれば自前のPC部分は完了です。
会社の環境をインストールしてもらう
いつも会社であれこれと利用しているイントラネット環境(会社によって異なるのでシステム担当者に相談します)をインストールしてもらえば完成です。
それがすんだら、会社への接続用のIDとパスワードを付与してもらって接続テストします。
接続できたら、出勤退勤や、全社の通達事項、部門別社員名簿、旅費交通費精算、有給、休日出勤申請、スケジュール管理、これらがいつも会社で操作しているように使えればOKです。
メールも確認してみましょう。
普段仕事で使っている資料などの部門のホルダーや個人のホルダーなどを見ることができて、作業ができればこれでOKです。
④最後にカメラと音声の通信テストをします。
会議用に使用するので、みんなの顔が見れて会話ができればセッティングはすべて完了です。
仕事がはかどるツール
絶大な効果があるものとしては、大画面の液晶ディスプレーがありますが、24インチ程度あると万全です。
二画面使うためにセッティングが必要ですが、どちらをメイン画面にするのかを決めるだけです。
二画面にすると、作成中のエクセルやパワーポイントなど複数の画面を別の画面に寄せておいて切り替えながら仕事を進められます。
私は以前は狭い画面で我慢しながら大きな帳票を作っていたのですが、液晶画面を買ってからほぼ2倍のスピードで仕事が進むようになりました。
イライラしなくなりました。
効果は絶大です。
⑤付属品など
マウスは必要です。レノボの赤いトラックポイントは作業効率が高いですが、それでもマウスも使うことをおすすめします。
最近のノートパソコンは薄型が主流になっていて、外部の液晶画面に接続するための端子がない場合があります。
接続するためにはアダプターを介して接続しなければならない機種が多くなりました。
その場合には液晶画面を接続するためのアダプラーを購入する必要がありますので忘れずに購入しておきます。
新しくPCを購入する場合にはよく確かめて購入してください。
⑥家の中に仕事の場所を作る。
家の中の作業場については、机と椅子をすぐに揃えなくても、ちゃぶ台をリモートワークの場所にしても構わないと思います。案外快適です。
デスクとチェアーの購入についてですが注意点があります。
一日中座って仕事をするので椅子にはこだわりたいと考えるのですが、会社で使っている事務用の椅子は平社員用でも高価です。
家具屋さんで売っている安いものに手を出してしまいがちですが、普段会社で座っている椅子に比べると座り心地が良くないです。
安くてもコクヨとかのブランド品を選んでください。
安いものでもよいものを選びたいのでしたらカグクロをおすすめします。
まとめ
1.接続回線は高速光回線。
2.PCはウィンドウズPCを選択します。マッキントシュ(Mac)は一般的に会社などでは使用されません。
3.必要なソフトウェアーは、OSはウィンドウズ10、マイクロソフトオフィス(エクセル、ワード、PPT、アクセスなど)、セキュリティーソフト、後は会社で使っているイントラネットソフトやメールソフト。
OSは最初からPCにインストールされているのが普通です。また、マイクロソフトオフィスはPC購入時に同時にインストールしてもらうと手間が省けます。
4.会議などで使う双方向のカメラと音声のソフト(会社によって異なるのでシステム担当者に相談します)5.液晶の大画面は仕事がはかどるので購入することをおすすめします。
5.家の中に作業環境を作る ちゃぶ台でも良いがデスクとチェアーを買うときには、特に椅子には注意。ブランドのものを買うこと。
安いものは長く座っていられないです。
この通りでなくてもテレワークは可能ですが、自前の部分をゼロから始めるとなると、ずいぶん投資が必要です。
お金のことなので悩む部分もありますが、可能であればケチらずにちゃんとやっておくことをおすすめします。
テレワークに対応できる社員とそうでない社員とに区別されていることは間違いありません。