ふるさと納税は、寄付とその分の減税という税金に関わることなので、税金に関係する部分に気をつけておけばおけば、大きな失敗をすることはあまりありません。
そして、ふるさと納税を行うと、普通はふるさと納税額(寄付額)の1/3程度の返礼品が届くので、自分のふるさと納税限度額内の寄付をおこない、確定申告またはワンストップ特例申請の手続きを行えば、減税手続きはOKです。
しかし、確定申告やワンストップ特例申請の手続きを行わないと、せっかくの減税対象の恩恵にあずかれなくなってしまいます。
また、自分のふるさと納税限度額を知らないまま自分のふるさと納税限度額以上のふるさと納税をしてしまったら、限度額を超えた部分は減税されません。
ふるさと納税の失敗というのは多くの場合、このような金銭的な損をしてしまうということになります。
ただ、失敗したと思っても、自治体に寄付をしている訳なので、ふるさと納税を行った金額の減税がなくなるだけで、社会貢献はできていますから、あなたは日本国民として感謝されることに変わりはありません。
それでも返礼品はもらえるので、少しは諦めがつくのではないでしょうか。
それでも個人的には、減税されるというチャンスを喪失してしまうので、取り返しようのない失敗ですし、残念な限りです。
そこで、この記事を読んで、しかるべき手続きさえ行えば、失敗はなくなるので読んで下さい。
文章は短かく簡単に書いたので、すぐに読めてしまいます。
失敗しないためにあなたがすることは、そんなに多くありませんよ。
ふるさと納税をして失敗したと感じる場面はこんな場面
ふるさと納税の失敗では損が発生する。しかも文句を言う相手は自分しかいない。
失敗したと思う時=損するとき
それはどんなときなのかを書き出してみました。
①確定申告を忘れたとき。
②ふるさと納税ワンストップ特例制度の申請を忘れたとき。
③自分のふるさと納税限度額を知らないまま返礼品に惹かれて限度額を超える寄付をしてしまった。
④複数のふるさと納税サイトを使ってふるさと納税してしまい、ふるさと納税額の合計が自分の納税限度額を超えてしまっていた。
⑤寄付額に見合わない返礼品が届いてがっかりした。
⑥インターネット通販と勘違いしていた。自分がやらなければいけない減税手続きがあることを知らなかったので減税してもらえなかった。
⑦相手は国税局なので、ごねても通じない。上から目線で手続きしなかったあんたが悪いと言われてしまいそう。
ふるさと納税で失敗しないために最低限やるべきこと。
①自分のふるさと納税可能限度額(減税対象額)を知る
②自分がふるさと納税をしたことを国税や市町村に伝える
a.確定申告する。
もしくは
b.ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用して申告する。
ふるさと納税ワンストップ特例を利用するには、返礼品と一緒に送られてくる書類に記入して返送することでOK。
・寄付先は5自治体以内に限る
・寄付額控除は住民税から行われる
・寄付ごとにワンストップ特例申請の手続きをする
・ワンストップ特例申請を忘れてしまったら、確定申告することでOK
まとめ
1.自分のふるさと納税限度額を知る。(ふるさと納税サイトで試算できる)
2.失敗のほとんどは減税のための手続きをしてなくて減税されないということなので減税のための手続きを忘れずに行いましょう。
a.確定申告する。
b.ふるさと納税ワンストップ特例を利用する。
☆ワンストップ特例申請を忘れた場合には確定申告をする。
e-Taxを始める良いチャンスだと思います。