名古屋城東門を入ってすぐのところにある二の丸広場で展示されている名古屋城天守閣の金鯱(きんしゃち)、金のシャチホコを目いっぱいに近寄って見てきました。
名古屋城金鯱展の行き方
最寄りの駅は名古屋市営地下鉄名城線「市役所駅」7番出口から歩いて5分、400mほどです。
地図ダウンロードhttps://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/downloads/nihongo.pdf
金鯱の放つ黄金の輝きに目が眩んだ
近くば寄って目にも見よ!という言葉がありますが、この神々しさと輝きは見て余りあります。
見飽ずにずっと見ていられます。
太陽が雲に隠れても金鯱が自分で光り輝いている様子をつぶさに見て、自分の常識を超えていることに感動しました。
普段天守閣の屋根の上にあり四季を通して雨ざらし日ざらしなのに、傷みがない美しすぎる目の前の姿と輝きに目を奪われ、にわかには本物とは信じられませんでした。
そして、見上げた天守閣の屋根にあるはずの、いつも見ている金鯱がありません。
それは当然のことで、天守閣の屋根の上から目の前に降りて来ているのです。
過去に金鯱のうろこが盗まれたことがあるそうです
金鯱の鱗の1枚は、ちょうど両手を並べたほどの大きさがあるのですが、1937年に足場を組んで調査中に何枚も盗まれたことがあるそうですが、実物を見ていると撫でたり摩(さす)ったりしたい衝動が沸き起こってきます。
なにかが自分の本能に訴えかけてきます。この輝きに目がくらんだ盗賊の気持ちがわかるような気がしてきます。
この展示は深い堀に守られている城内で開催されているものの、国際窃盗団なんかに狙われないか気になるところです。
名古屋城天守閣金鯱の展示日程
1.3/20(土)~4/2(金)
名古屋城二の丸広場
https://www.kin-shachi-2021.jp/
2.4/6(火)
道の駅木曽福島(木曽町)10:30~
道の駅賤母(中津川市)14:30~
名古屋城築城に縁のある地域として金鯱1体が巡回
名古屋城金シャチ特別展覧 栄・ミツコシマエ ヒロバス 関連イベントとしてhttps://kinshachi2021.jp/
3.4/11(日)~7/11(日)
名古屋栄、久屋大通公園内ミツコシマエヒロバスで展示
ここでは実際に金鯱に触れることができるようです。
https://www.aichi-now.jp/spots/detail/3329/
金鯱が新型コロナウィルスという魔物を薙ぎ払う
徳川家康が築城して以来400年の名古屋の守護神「金の鯱」は品格十分で、圧倒的な黄金の輝きは息をのむほどです。
金鯱は江戸時代には尾張藩の苦境を助け、明治時代は名古屋城の命運をつなぎ、戦後は復興をすすめる市民の心の拠り所に。歴史を振り返ると、どんなときも私たちのそばに金鯱がいたと。
そして、
令和3年3月、名古屋の守護神、地上へ降臨。400年の歳月を超えてなお、変わらぬ輝きを放つ金鯱が、踏み出そうとする人々の祈りと願いを受けとめます。とサイトのイントロダクションに書かれています。
https://www.kin-shachi-2021.jp/
金鯱を降ろした名古屋城天守閣の姿が清々(すがすが)しい
ピンチを迎えたときに自分に出来ることをする意味をその姿で示し、人々に行動するヒントを与えてくれているように映ります。
確かに金鯱を目の当たりに見せてもらいいっぱい勇気をもらいました。
金鯱の観覧料は通常の名古屋城入場料500円以外には徴収されません。
それだけで金鯱が間近に見られるし、本丸御殿の見学もできます。
名古屋の宝物を見せてもらうチャンスです。
名古屋城と同じく江戸城も徳川家康が築城したのだから、皇居(江戸城)でも金鯱を展示すればもっと盛り上がるはずですがちょっと残念に思っています。
近くば寄って目にも見よ!という言葉がありますが、この神々しさと輝きは見て余りあります。
普段天守閣の屋根の上にあり四季を通して雨ざらし日ざらしなのに、傷みがない美しすぎる姿と輝きに目を奪われ、にわかには本物とは信じられませんでしたが、しばらくして納得がいきました。
これは金なので酸性雨にも大気中の汚染物質にも溶けないのでした。
錆もしないし酸にも侵されない黄金製なのです。
まとめ
1.名古屋城二の丸広場で開催の名古屋城金鯱展に行ってきました。
2.開催は名古屋城二の丸広場3/20(土)~4/2(金)、4/6(火)道の駅木曽福島(木曽町)10:30~ 道の駅賤母(中津川市)14:30~ 金鯱1体が巡回、4/11(日)~7/11(日)栄久屋大通公園ミツコシマエヒロバス
3.徳川家康が築城して以来400年の名古屋の守護神「金の鯱」。
4.人々を応援するために名古屋城天守閣の金鯱を降ろした姿が清々(すがすが)しいのです。