仕事 副業

自分が趣味で作ってきたものを販売するためにインターネットショップを立ち上げる。そんな副業の始め方もあります。こうしたらちゃんとしたネットショップが立ち上げられます。

自分の趣味を副業にして生活を守る。これまでずっと好きで制作を続けてきたアクセサリーや小物、小さな仏像彫刻や人形などの自分たちの作品をネットショップで販売したい。商品さえあればお客様に信頼されるネットショップを確実に始められる方法があります。

ブレスレット

彫金や絵画などの作品の制作の教室に通って趣味として続けてきた人や、大学や専門学校でクリエイティブな分野で芸術に関係することを学びながら制作に励んできた人が、その実力を生かして作品の展示販売サイトを立ち上げることでビジネスとしてスタートを切る。

そんな制作の素養を持っているタイプの人ならすぐにでもネットショップを始めることをおすすめします。

これまで夢みたことだけど、就職してからは封印してきた思いを目に見える形に具体化して、自分たちの生活を守る手段として収入を得るために頑張ってみませんか。

そのためには自分たちの作品を販売するために、自分たちがオーナーのインターネットショップを立ち上げるためのしっかりしたサービスが必要ですが、実は比較的リーズナブルな料金で本格的なショップを立ち上げられる方法があるのですが、それが一推しです。利用する前に2週間無料でテストできるのでとても安心できます。後から説明します。

商品を販売するためには商品写真が必要になりますが、写真のクオリティーは売上げに直結するので、一眼レフカメラは必需品です。明るい撮影コーナーを作って撮影します。

ミラーレスか一眼レフカメラが1台あると安心です。

お客が集まるオンラインコンテンツの作り方

売上がどのようになるのか、副業として適しているのかを試算してみました。ショップとしての信用も考えると手を抜くことは出来ませんし、始めるときにはある程度の在庫を持っておくことで納期の問題を解消できるので機会損失が避けられます。

売上とか原価の計算をしてしまうと、現実的なお金の話になるので夢がなくなってしまいますが、ここでは副業としてお金を稼いで家計を助けることを重点に考えているので、実現の可能性が描く必要があるので少しだけ我慢してください。

ここで試算していることを、イメージしている数字に置き換えて計算してみると、自分のショップの売上と利益の目標が固まるので役立ててください。

販売商品を仕入れても構いませんが原価率が20%程度ならそれでもよいのですが、50%以上になると販売単価が1,000円のものでも500円しか粗利益として残りません。

月間の粗利益目標を50,000円と考えると100,000円の売り上げが必要になり、ショップの平均売価が1,000円の場合だと100個仕入れて販売する必要があります。

自分が制作した商品を販売する場合には、材料費などの原価は20%程度を目安に制作するように原価コントロールします。

そうすると1,000円の売値をつけた商品では800円が粗利益になります。

販売する商品(作品)を制作して完成するまでには制作(製造)時間が必要ですから、1,000円の販売単価のものだと50,000(粗利目標)÷800円(原価を200円としたときの販売利益)≒63個、が月間制作必要個数になります。

1か月では1日当たり約2点の商品制作が必要になります。

会社に勤めながらの月間副業可能時間は試算では1週間で26時間なので、1か月で104時間になりますから、目標金額分50,000円の粗利益を稼ぐためには、104時間で63個制作する必要があります

104時間の月間副業可能時間の1時間当たりの商品制作点数は、63個÷104時間=0.6個を1時間作ればよいということになります。この状態ではまだ仕掛かり品なのでちょっとわかりにくいですね。

1時間の必要制作点数0.6個ではわかりにくいので、商品制作以外にも写真撮影、商品説明のライティングなどにも時間が必要になるので、2時間で「商品制作1点、写真撮影、商品説明のコピー」をすべて終えることを基準にしてもう少し考えを進めてみましょう。

現実的なことを考えてみると、制作物のイメージスケッチと材料が揃っていれば、アクセサリーの制作時間を1時間30分(それでもタイトすぎる)と見積もると、月間の副業可能時間は104時間なので約70個/月を制作、撮影、商品説明をサイトに商品アップすることができます。

1か月の間に自分のインターネットショップにアップした商品が全部売れたとして計算すると、単価を1,000円とすると、1,000円×70個=月間の売上70,0000円になるので、そこから材料費20%14,000円を差し引いた粗利益が56,000です。

目標の50,000円を超えて達成率は112%です。

素晴らしい!!

取らぬ狸の皮算用だとしても素晴らしい!!。

ここでは初めてのお客様が買いやすくするために商品単価を1,000円として計算していますが、他のショップの売れ筋商品の品揃えと単価設定を比較しながら設定していきます。

そして配送料を商品単価の中に含めてしまう方がいいのか、別途料金を頂くのかを決めます。配送料はご存知の通り購入してくれるお客さんの心の重荷になります。できるだけ負担にならないように工夫しましょう。最低でも3点以上、もしくは3,000円以上お買い上げの方は配送料無料などの、お客様に対する思いやりが必要です。

商品説明や制作コンセプトが重要になります。もうあなたはプロですから、自分が作りたい作品よりもお客さんが欲しいと思う作品を提供しなければなりません。

つまり売れる商品制作が大切になってきます。

売れない商品は価値のない商品です。

自分が作った商品はとてもかわいく思いますが、お客様は買いたい商品だけがかわいく感じます。

売れる商品づくりに徹することと、新作を作り続けることがヒット商品を生みます。

販売単価を考える、値付けをするにはいろいろな要素を考え合わせながら(勘案しながら)決定するのですが、服でも安い、普通、高級があります。デザインも簡単、普段着、おしゃれ着があって、それらの組み合わせで商品構成をします。

当然仕掛けがあって、どれか一品を買うと他の商品が欲しくなるような構成になっています。

それは値段を考えなければお客さんの気持ちは高級へと向かうように方向付けられています。

または、利益の多い商品が欲しくなるよう向かわせるようにします。

そういった買いまわる導線を作品が相互に連鎖するように作品(商品)を制作すると、お客様が楽しんでくれるので自然に滞在時間が増えて販売点数が増やてきます。

お客様を抱え込んで逃がさないような、楽しめる(魅力的な商品点数が多い)ショップづくりが成功の秘訣です。

あまり難しく考えなくても、あなたが楽しいと思う店づくりを妥協せずに(手間を惜しまずに)作ればそれでOKです。

売れ続けるネットショップであるためにはお客さんを飽きさせないようにする必要があります。常に新鮮なネットショップであり続けるためには、売り場や商品が少しずつ変わり続けるように気を付けていくことが肝心です。

具体的には、品揃え、ショップデザイン、サービス、価格(セールの実施)、作品入れ替え、高額な注目商品の展示販売、タイムセール、クリエーター対談、街の気になるショップ訪問報告、初心者デビュー販売コーナーの設置、年齢層別、コーディネート別提案 その他いっぱい考えられるので忘れないように思いついたらメモしておきましょう。

誰もお店に来てくれないと売り上げは作れませんから、集客する必要があります。そのためには情報発信が重要になります。

SNSを使ったり、ヤフーやgoogle広告に出稿したり無料や有料の広告を行って宣伝します。

毎日1,000人が来店してくれると3つくらいが売れます。

昔からの千三つ(せんみつ)というマーケティングでよく使う言葉があります。

商売に当てはめると、来店者が100人では購入は0人だけど、1000人では3人が買ってくれることになります。と言った感じでよく使う経験則です。

ショップを訪れてくれる人が1日に1,000人、買ってくれる人が3人。想定客単価が1,000円なので、1日当たりの売上が3,000円、1か月で90,000円の売上が見込めます。こんな感じで試算できます。

路面店などでは、店舗物件前を歩く通行客数で出店場所を決めることがありますが、よく使われている千三つといういうマーケティングの経験則は結構信頼できる確率のように思っています。

クライアントへのプレゼンなどでプランが理論的に行き詰まった場合に、ひょっこり顔を出したりする苦し紛れの経験則です。理論と経験則のハイブリッド型緊急避難術です。

本来の意味は、1000のうち3つしか本当のことを言わないという意味だったようです。

後で書きますといいましたが、記事が長くなってしまったのでインターネットショップを立ち上げるネットショップの骨組み、仕組みと構築費用については、これまた長くなるので別の記事にしてご紹介します。

個人事業主ネットショップ構築 MakeShop

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