副業

収入が減り苦しんでいる人がピンチを切り抜けるために始める副業選びと考え方。対応は早いほうが成果に表れやすくなる。

目次

1.今起こっている新型コロナウィルスの影響による収入の減少という変化に対応しなければ、必要な収入が得られなくなって私たちは絶滅してしまう。

2.将来にわたって不安な要素は、ボーナスの減額や支給停止、給料の減額や遅延、そして出勤停止による収入の大幅減。 

3.もし副業という言葉に、後ろめたさを感じるときは少し前の時代の価値観を引きずっているので要注意です。

4.まとめ

適性と形態で選ぶ副業のスタイル

(1)始めたらすぐに収入が得られる仕事。

①ガテン系

②フランチャイズ系

③個人事業主即戦力パートナー系

(2)あなたに資格がある、もしくはライセンスを取得して仕事を始める

簿記、マイクロソフトオフィス スペシャリスト(MOS)検定、プログラミン下検定などの資格を持っている人。

(3)自分でサイトを立ち上げてビジネスを始める。

絵やアクセサリーの制作などが好きな人向け。

 

1.今起こっている新型コロナウィルスの影響による収入の減少に対応できなければ私たちは絶滅してしまう。

Serena-WongによるPixabayからの画像2
Serena-WongによるPixabayからの画像2

会社から支給される給料やボーナスが少なくなり、このままでは自分たち家族が生活していくために必要な収入が得られなくなってしまいそうだ。

そして、いま社会的にその不安が大きくなって広がり始めています。

生活を守らなければならないのに、焦るばかりで何も行動を起こせないでいることも不安を増大させています。

このような状況の中で、不安に押し潰されそうになりながら毎日を過ごしている人が増えていると思います。

といっても即死するわけではないので、もしかしたら、もう少し、もう少しと様子を見ながら具体的な対処を先延ばしして知らぬ間にゆでガエル状態になっていることに気づかないままのひとが多いのかもしれません。

しかし、そのままでは、気がついたときには手遅れになってしまい、息絶えるしかありません。

このようなことは、新型コロナウィルスが社会全体に及ぼした経済的影響に限らず、社会が平穏なときでもピンポイントで自分だけに起こりうる普遍的なピンチと呼べるかも知れません。

そのように考えると、今は多くの人が経済的な影響を受けていますが、社会が平穏なときでも、勤務する会社の経営状態が悪くなることで、収入がなくなることが自分の身の上に起こる可能性があるので、いつでもこの記事と同じように対処しなければならない問題といえます。

身近な例で説明すると、副業を具体化して構築するということは、サラリーマンとして働いている兼業農家の人と同じ経済環境を手に入れるという意味になります。

最初から農業という家業があり、自分が会社からもらう給料を農業での収入が下支えしていた状態なので、急に困ることはありません。

家業を持たないサラリーマンは新しく副業を始めることで、兼業農家と同じように経済的な下支えを作らなければならない訳です。

そういう観点からサラリーマンが副業を立ち上げる意味も含めて記事を書きました。

2.将来にわたって不安な要素は、ボーナスの減額や支給停止、給料の減額や遅延、そして出勤停止による収入の大幅減。

予想できる要素を洗い出してベストを目指して迷うのではなく、なくベターでの対応でスピードを重視の対処を目指す。

不安と動揺は想定内と考えられるように計画して落ち着いて対応できるように気をつけることは心を落ちつかせるいみから重要です。

そのために、

①こうすれば大丈夫だという希望が見えるような道筋を考える。 

②次回のボーナスがなくても生活していけるような生活の体質改善を図る。

誰でも、これまでの収入を維持しなければならないのが普通ですが、一方では、「入るを図りて出るを制す」 という古くからの格言があるように、副業としての収入を計画しローンなどの支払いを抑えた家計への転換を図るように改善を進めます。

この記事を簡単にまとめるとそういうことになりますが、もう少し順番に掘り下げて考えていきましょう。

(1)収入の減少を食い止めなければいけないけど、どうすれば良いのかわからなくて固まってしまうことを避ける。

危機が迫っていても、それが目の前に迫ってくるまで何もできないでいるのは、あなたが「のんき者」だからではなく、誰でもが生活スタイルを変えたくないことと、現状を変えるためには大きなパワー(知恵と努力)が必要になるからです。

「努力」は自分でなんとかなりますが、どう変えていけばよいのか、それに立ち向かうために努力する価値のある具体策が思いつかないと、努力の向かう先が絞れません。

そして、支払いができなくなる日まで様子見してしまう状態に甘んじてしまうしか他に方法がなくなります。

気持ちの中ではこのような考えが連続してやがて行き詰まります。

  • 収入が減ったのだから、副業をすれば良いだろう。

②それはわかっていても、実現するための具体的な情報と知恵がないので動けない。

③そのための情報ルートの探し方がわからない。

そこで手詰まりになってしまっては危険です。

たぶん、それを打開しようと頑張っている方が、このブログを読んで下さっているのだろうと思いますから、その情報もこの記事でご紹介します。

(2)今までと変わらない収入が継続する社会環境にすぐに戻るということは考えにくい。

パートナーと二人で働いているのに、収入の大きな減少に直面してしまい、これまで頑張ってきた生活の維持が困難になっているのであれば、収入に応じた生活スタイルに勇気を待って変える必要があります。

それと同時に、細かくコストカットを進める必要もあります。

つまり、格言にある「出るを制する」ことに着手するということになります。

例えば、自分とパートナーとの二人分の収入で成り立っている住宅や車のローン返済があるとすれば、そのような毎月支払うお金を少なくする方法を考えてみる必要があります。

とても残念で無念さに心が狂いそうになりますが、収入に対して無理していると少しでも感じている部分があれば、これから何が起こっても支払いが続けられるレベルにまで急いで返済額を調整しておく必要があります。

自分とパートナーの二人の努力が実り家庭の経済状態を安定させ、また、社会が落ち着き経済状態も好転すれば再び収入が元に戻るはずです。

そのときには、これまで失った物を必ず取り戻すことを心に誓いながら、今は勇気を持って副業を前に進めていけば必ず希望が見えてくるはずです。

(3)「出る(いずる)を制す」とは具体的には次のようなことになります。

①住宅の売却や転居、一時的に車のグレードを下げることによる数字に表れる対策をおこなう。

②副業を始めたとしても、その努力の成果(収入)が焼け石に水にならないように支出をおさえる。

会社経営に例えると、リストラを行っているにもかかわらず、一方では本社ビルを建てているようなちぐはぐな状態は個人でも避けなければなりません。

そのようなことにならないように確実に家計を安定させることを第一の目標として進めることが成功のポイントです。

(4)いつのタイミングでローン返済の方法や住宅の住み替えなど、家計のダウンサイジングを決断すればいいのだろう?。

これまでの安定した収入の持続性に不安を感じたタイミングです。

それは動物的な勘が働いたタイミングが決断と実行のスタートラインです。

必要な収入が得られる会社に転職するか、それとも不足する分の生活費を稼ぐために副業を始めるのかの選択は、危険の予知能力が働いたときがスタートです。

そのときにはまだ、そう感じても気持ちがついていける状態にはほど遠いタイミングですが、そのときこそ落ち着いて進められる時間がまだあります。

何もしないでいると、すぐに必要な収入が得られなくなる、またはもう既にそうなっているという現実を受け入れられないまま、ありもしない「ラッキー」に賭けるしか選択肢がない危険な状況に陥っている可能性があります。

副業も考えたけど希望するような収入が得られるとは限らないし、本業の給料が減ってその分を補填するために他の仕事を探しても、これまでの給料と同程度の額は期待できない場合が多いはずです。

危険を察知したら緊急避難が必要ですから、頭で考えられるタイミングはもう過ぎている場合がほとんどなので、すぐに副業を始めないと、家計の経済的な破綻の回避に間に合いません。

そして、すぐ副業活動を始めたとしても副業を始めるリスクはそれほど大きなものではありませんから、失敗を怖がるよりも失敗しないように頑張ることで窮地から抜け出せる可能性が生まれます。

社会はそんな厳しい状況に変化しています。

(5)対応が遅れると、どうなってしまうのだろう?

これまで述べてきたように、すぐに副業に着手しないと、成果(収入)が生まれるタイミングが遅れてしまいます。

給料やボーナスが減ってから、不足する収入を埋め合わせるために貯金を取り崩して生活費の不足分を補ってきた場合には、その貯金が底をついてしまいます。

そして、貯金が底をついてしまったら、それ以上生活を維持継続することができなくなります。

生活費を得るために、手持ちの高価なものを処分して現金化を考えても、現金を手にするまでにはそれなりの時間が必要なので、その間、お金のやり繰りさえもできなくなることからあっけなく家計が破綻します。

今まで通り会社に勤めているにもかかわらず、生活に必要な収入が得られなくなってしまっても、会社に拘束される時間は同じなので、週末と退社後寝るまでの時間、そして有給休暇以外は身動きが取れない状態です。

社会的な信用は会社に務めているかいないかで、天と地ほど身分の違いや信用度の違いがあります。

会社に勤めていないと賃貸契約すら困難になることが多いのです。

会社を辞めてしまってからでは起業して再起するにしても、転職するにしても、そして目先の生活費をなんとか工面できたとしても、未来に希望が見えてきません。

未来に希望が見えるようにするためには、不穏な気配を感じたタイミングで、まだ会社に勤めている間に、すぐに副業に着手してピンチを逃れる手段を考えて下さい。

退職してしまうと再起するのにはとても不利な状況に陥ります。

(6)解決の方向性

そんな状況に多い込まれたときは、現状を変えるために行動することでしか逃れられません。

行動しろと言われても、いろいろ調べて考えてみたのに、これ以上何をしろというのか。

給料は貰えるものとして習慣的に体に刷り込まれているので、何もしないで過ごしがちです。

これまで慣れ親しんだ引力圏から脱出するには、ロケットが地球の引力を振り切って宇宙まで飛んでいくのと同じように離脱するためのパワーが必要です。

自分で獲物を探しに行く野生の動物のように、飼い慣らされずに、自分を少し野生化することで社会の波に対抗できることはある程度わかっていると思います。

そのためには、欲を出しすぎずに必要な金額がいくらなのかを念頭に置いて副業を見つけることが大切です。

まずは、生活に不足する金額を補うことができれば良いわけです。

3.もし副業という言葉に、後ろめたさを感じるときは少し前の時代の価値観を引きずっているので要注意。

フィナンシャルプランナーへの相談も選択肢のひとつ。

すぐに着手できないでいる人は動くために納得できる理由が理解できるまで行動に移すことができない場合があります。

それは、多くの場合、自分の行動が合理的な理由があり社会的な価値観、常識の範囲内にあるのか?、という判断がつかないで動けないでいる場合が多いと感じます。

みんなと同じように行動することの安心感を求めているのではないかと考えられるのですが、家計の状態は人それぞれ違っているので、収入減を補うために家計を見直し副業を始めることは自分が判断して実行していく必要があります。

どうしても進まない場合には、危機管理のための保険や収入とのバランスをフィナンシャルプランナーに相談して厳しく家計の再構築を進めていくという方法もあります。

その場合には保険の見直しや販売が優先事項となってしまいがちなので、家計の見直しと副業という家計の見直し相談と併せて保険の見直しという順番を意識してフィナンシャルプランナーに相談するという目的がブレないように事前に相談内容を整理しておくことが必要です。

(1)副業で収入を得ることの意味

これまでは、収入が増えたら旅行に行ったり、服を買ったり、車を買うとか、食事をするといった消費にお金を遣うことで生活を楽しむライフスタイルが一般的で消費の中心にありました。

しかし、社会情勢が大きく変化し、給料やボーナスの減額や支給停止という現実が広がりをみせているので今までの生活が脅かされかねないという恐怖感を身近にあります。

また、会社に勤務している場合は給料が減額されたとしても、会社から給料をもらいながら副業することで生計が立てられるように休日や帰宅後の一定時間を副業時間に充ててお金を稼ぎ出す「ハイブリッド型」の生活スタイルに変えていくことが違和感なく始めやすいと思います。

会社から帰ってきたら、お酒を飲んでくつろぐ時間は少なくなくなってしまいますが、それも生活を守るために覚悟の上です。

ただ、急に生活のスタイルを変えると体を壊しやすいので、よくよく注意が必要です。

(2)マインドセット

迷う心を静めて自分に無理をさせないで副業を始められるように落ち着いて計画することです。

給料が減額になったり、ボーナスが支給停止されたとしても、それを補う副業収入があると緊急事態にも対応できるので安心です。

また、不足額を稼ぐ上で目標金額がはっきりしていると、気持ちにゆとりが生まれます。

このゆとりを作ることができると、失敗する確率が少なくすることができます。

理由は簡単で、落ち着いて考えを巡らすことできる時間が多く取れるからです。

しかし、追い込まれているときには、そのような余裕はどこからも生まれてきません。

そのような追い込まれた場合でも間違わずにできる行動を予めメモしておき、それに沿って動くのが安全です。

まず、自分が計画したその通りにやってみます。

冷静なときに自分が考えてあった手順を守りながら、行動に移します。

(3)毎月の不足額を稼ぐための目標金額の決め方

収入は多い方がよいと漠然と考えているとうまくいきません。

理由は、そのような仕組みの副業はないからです。

計算方法は簡単です。

働いた時間内に行った仕事の数×単価=売り上げです。

稼ぐために注力できる時間、つまり働かなければならない時間を想定して計画するとそれに見合った副業が探せます。

①スタートは内職的に始めるのか。

②土日、体を動かして副業するのか、そして自営レベルにまで持って行くのか。

③順調に進んで軌道になってきたら、専業として専念することで収入を大きくできる可能性があるのか。

などのイメージや計画を持ちましょう。

ただ、競争があるので一定以上の収入を得るためにはサラリーマンをやめて、専念する必要も生まれてきます。

しかし、副業をそこまで仕上げられれば大成功でしょう。

うまくいけば仕事を拡大すればよいのですが、うまくいけばという考え方の中には、失敗が許されるという甘えが隠れているので、自分の本当の気持ちをよく探って追い込んで対処して下さい。

失敗したら、これまでに副業として構築してきた時間や投資が無駄になってしまいます。

途中で副業に手直しが必要になった場合に、投げ出してしまい対処しないまま終わってしまうことがないように自分と対話しながら慎重に進めていきます。

(4)副業の方向性が固まったらすぐに着手して成功の可能性を見極めることが大切。もし、だめだとわかれば、他の方法に勇気を持って切り替えることが成功への近道。

つまり、失敗してしまわない時点で他のやり方に変えることができれば、当たり前ですが失敗はありません。

ここでの失敗とは、投資した物とお金と時間を全部失ってしまうことです。

構築してきたものを再利用してやり方を切り替えれば失敗する前に方向転換することができます。

会社の中で行われていることをおなじなので、これまでの会社での経験を自分のこととして活かして下さい。

やり方は、会社でもよく言われているPDCAを回すことです。

C(チェック)を機能させて次のA(アクション)に結びつけます。

PDCAは会社だけでなく、自分が副業を行う上でも活用できる方法です。

これは自分の副収入を作るためにPDCAを回すことで動き始めます。

(5)副業を始める時点で手持ち資金があるとよりスムーズに事が運びます。

「そんなことは言われなくてもわかっている!」。

「資金があれば苦労することはない!」。

そんな言い方をする人は多くるような気がしますが、実際に手持ち資金があるにもかかわらず有効な使い方ができずにチャンスを逃す人がいます。

個人的な話ですが、「お金を有効に使えぬ馬鹿」と言われたことがあります。

しかし、そのときは売り上げもないのに先にお金を使うのは馬鹿だと思っていました。

今なら、手持ちのお金が多少ともあれば、成功への道筋を見通した上でお金を先に使う(投資)するのが成果を早くたぐり寄せるための方法だということを学んだので、迷わずそちらを選択します。

あなたに副業のために先に使えるお金があるのであれば、早めに投資して素早くリターンを求めましょう。

効率的効果的な経営を行うのと同じやり方です。

自分で副業の仕組みを作るということは、会社経営の考え方と全く同じです。

3.視点を変えると、勤務先からの給料だけではなく、それ以外からの収入のルートを作ることは生き方のイノベーションと呼べます。

企業の経営においてイノベーションという言葉は良く使われます。

特に経営幹部の人は会社のイノベーションの方向性を見つけるのに苦労させられています。

個人においては一人で考えなければならないので、それはもう大変な苦労です。

つまり、ここでイノベーションと呼んでいることは、個人においても企業においても同様の意味のことを指しています。

会社の収益構造を変えて成果が上がる分野に事業領域を移すことをイノベーションと呼ぶならば、自分の生活を脅かす収入の減少を放置せずに、収入が得られるパイプを増やすことはイノベーションです。

社会経済が変化して、これまで収益を上げてきた分野の縮小が継続すると判断した場合には、企業はその時代の変化に対応するためにイノベーションを起こして適応していかなければなりません。

当然、個人においても現状を変える必要がある場合にはイノベーションを自力で行う必要があります。

緊急に対応しなければいけないこととしては

  • ①コストダウン
  • ②省力化
  • ③人員の削減(リストラクチャリング)

が三本柱になります。

それは全てがコストカットに分類されます。

それに引き続いてまだあります。

  • ④研究開発の方向性
  • ⑤人税の適正配置と採用(ヒューマンリソース)のイノベーション
  • ⑥そのイノベーションを起こすための組織の編成
  • ⑦入居しているビルの家賃低減策
  • ⑧採用費用の抑制
  • ⑨上場会社の場合はそのラニングコストが見合っているか

もうきりがありません。

そして、こういったことは経営が健全な状態のときにしかなかなか実行できません。

気持ちにゆとりを持てないからです。

このことは先にも述べたように個人においても同様です。

そしてコストカットの成果を実感できるようになるのは早くても3ヶ月後です。

④から⑨については時間が必要になるので2年3年位はかかります。

その間経済的に耐えていかなければなりません。

そのための施策が①②③です。

それらを改善しないでいると容赦なく会社でもあなたの生活でもすぐに危機に陥ります。

4.もし、副業することに気後れするようなら厚生労働省の「副業や兼業の促進に関するガイドライン」とドラッカーの言葉が背中を押してくれます。

副業といっても本業を作るのと同じくらいに真剣に注意深く進める必要があります。

それに加えて、副業とは言え、専念すれば十分生活ができる程度の収入を目指す心構えで臨まなければ、初めから成功は遠ざかります。

あわよくば事業化も可能な発展性を織り込みながら、手抜きせずに確実に仕上げるように心がけて進めます。

(1)厚生労働省では、「働き方改革実行計画」を踏まえ、副業・兼業の普及促進を図っています。

厚生労働省の副・兼業に関するページ↓

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html

下の写真は 副業・兼業の促進に関するガイドライン​の最初の部分です。

厚労省働き方改革
働き方改革副業

ここでわかることは、日本は働き方改革という方向性のなかで、副業・兼業ができるような社会にする方向に舵を切っています。

これは、副業で生活の危機を乗り切ることを決断したひとには追い風となります。

ガイドラインに目を通すと積極的に前に進むあなたに勇気を与えてくれるはずです。

(2)あの、P.F.ドラッカーの著書「断絶の時代」の中には、こんなことが書いてあります。

この本は1999年に発売されたので、今から20年以上前の著書になりますが、その “知識の時代” の章には、

多くの知識労働者はたとえ仕事に満足していても、中年の初めには飽きてくる。

定年のはるか前に、興奮、意欲、情熱を失う。・・・。

・・・・中年に達した知識労働者が第二の人生を始められるようにする必要がある。

順調にやってきた45歳あるいは50歳といえば、心身ともに働き盛りである。

その彼らが、仕事に疲れ、飽きたと言うことは、第一の人生では行き着くところまで行ったということであり、そのことを知ったということである。

転職のすすめ ・・・65歳では遅い。・・。

P.F.ドラッカー 断絶の時代

このような示唆に富んだことが書かれています。

20年以上前にすでに転職の必要性が語られています。

現在はここに書かれていることに加えて、新型コロナウィルス拡大の影響による給料やボーナスの支給が継続できない会社が増えているという問題が生じています。

そして、社会が急変しているにもかかわらず、誰かがこの状態を改善できるわけではないので、すぐにでも自分の力で現状を打破しなければならない社会環境に変わっています。

転職しても家計を維持できる収入が得られる確証がない今は、「副業しながらのダブルワークで収入の維持を図る以外に方法はない」と心に決めて進んでいけば、迷ってチャンスを逃してしまうようなことにならなくて済みます。

もしもあなたが、副業に後ろめたさを感じているのなら、国として進めていこうとしている方向とずれているかも知れません。

(3)イノベーションは年齢が若いひとほど大きなアドバンテージがある。

副業の構築を行うために使える時間が多い(年齢が若いことも含めて)場合は、副業や事業を始めるに当たっての大きなアドバンテージになります。

何度でもやり直すための時間があります。

例えば、新しく始める副業を大きなビジネスにまで仕立てるには、時間が味方してくれるので成功の可能性が高まります。

加えて若さという信用がものを言います。

仮に副業に失敗して借金が残ってしまっても、その返済に必要な年月が残されているので気持ちに余裕を持って対処できます。

その気持ちの余裕は、必ず「落ち着きや冷静さ」に結びつくので、成功するための大きな要素になります。

確信的な根拠がないにもかかわらず、何故か不思議と自信が湧いてくる感覚という不思議なフィーリングがあるのですが、その源になってくれます。

計画が同じで人としての能力も同じ場合には、年齢的に若い人の方が起業や事業を考える上で有利になります。

副業を始めるのなら、少しでも早いうちに着手して具体化させるべきです。

そのための情報はネット媒体を使うと集めやすいので結果も早く出せるかもしれません。

まとめ

適性と形態で選ぶ副業のスタイル

(1)始めたらすぐに収入が得られる仕事

①ガテン系(身体を使って行う仕事)

体を動かして働いた分がお金に直接結びついているので単純で明快。今も昔も変わらない仕事の形態。

ここでは少し範囲を広げて、職人、貨物配達ドライバーを始めとした現場がある仕事など。

ガテン系と③個人事業主として即戦力パートナー型の個人事業主契約で始めるUber Eats は新しい形態の仕事です。

②フランチャイズ系

店舗運営や仕入れ、清掃技術などのノーハウを習得し、そのフランチャイズの看板やブランドを使うことで事業をスタートさせる。

コンビニ、塾、清掃、お店など。開業資金が必要。フランチャイズ本部へのロイヤリティーや売り上げに対するウリブ(売り上げ歩合)などの費用が発生する。

③個人事業主として即戦力副業パートナー登録して得意分野の仕事を在宅で請け負う。

クラウドソーシング型 在宅ワーク・内職 支援サービスに登録する。事務系の人は現在の仕事との両立が図りやすい。

 (2)あなたに資格がある、もしくはライセンスを取得して仕事を始める

仕事に役立つ資格、簿記、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)検定、プログラミング検定、宅建取引主任、危険物取扱者、消費生活アドバイザー、行政書士、社会福祉士などたくさんの種類があります。スクールに通うのが近道な場合もあります。

寄り道:名古屋商工会議所の検太郎日記が面白い

もし何かの資格を持っている場合は、資格を活かせる仕事を探すのが始めやすいです。

(3)自分でサイトを立ち上げてビジネスを始める

彫金やジュエリーデザイン、絵画などの作品の制作を趣味として続けてきた人が作品の展示販売サイトを立ち上げてビジネスとしてスタートする。

そのような素養を持っている人はすぐにでも始めることをおすすめします。

同時にSNSなども使いながら自分のネットショップに集客します。

販売しなくても、料理、生け花、生活情報、もし有名な公園の近くに住んでいる場合は、毎日写真を撮影して公園の様子をアップすると多くの人にアクセスして貰える可能性があります。

サイト構築するためのサービスも比較的安価な料金で利用できるのでおすすめです。

販売する商品には写真が必要になりますが、写真のクオリティーは売上げに直結するので、一眼レフカメラは必需品です。

ミラーレスもしくは一眼レフ機でもどちらでもいいので1台あると心強いです。

仕事についてもう少し具体的に考えてみたい人はこちらから↓ ただいま他にも制作中!

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